studio8.workは、PCソフト、スマホアプリなど使いやすくて便利なソフトを使ってみた感想を書いていくサイトです。
InkscapeでベクターのSVG画像を作製。クリッカブルマップのような感じで画像の好きな位置にリンクを挿入していきます。クリッカブルマップより簡単に作製できます。
今回の作業に使うサンプルのsvg画像です。
この画像↓にハイパーリンクを挿入していきます。この画像は、<img src="画像URL">で表示。
今回は「Studio8.work」と背景の黄色部分に、このサイトのindex.htmlへのリンクを挿入します。
「Studio8.work」のテキストと背景の黄色の部分をグループ化。その後、右クリックからリンクを作成画面を表示。
ハイパーリンクには、SVG画像を基準とした相対パスかURLを入力。今回は、相対パスを入力しています。
青部分の文字にもハイパーリンクを設定してあります。リンク先はこのページ。
HTMLでSVG画像を表示させるには、主に二通り。<SVG>タグを用いたインラインで直接記述は今回は省略しています。
<IMG>タグを用いたSVG画像の記述方法です。↓<IMG>タグでは、ハイパーリンクはまったく機能しません。
HTMLのobjectタグを使用してSVG画像を表示。
■HTML記述
<div>
<object type="image/svg+xml" data="画像パス.svg" width="100%" height="100%">
</object>
</div>
これで埋め込んだハイパーリンクが機能するようになりました。
ついでにハイパーリンクのターゲット指定違いを見てみます。
objectの中での表示となります。
別ウィンドウで表示となります。
_top指定の場合と同じく、ウィンドウ内での表示となります。使用する場面があまり思い浮かばないのですが...
以上でInkscapeを使用してのSVG画像へのハイパーリンク挿入とHTML表示の確認手順でした。